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TypeCreator Manual
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Text File
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1998-08-23
|
14KB
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378 lines
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
TypeCreator Manual
version 1.0b2
7.22.98
pbb01111@nifty.ne.jp
http://www2s.biglobe.ne.jp/~tykei/program/indexprog.html
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
はじめに ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
とにかく早々使ってみたい方は、モ TypeCreator Tutorial モ を見て下さい。
TypeCreator
経験から言うと、タイプ/クリエータの変更というのは圧縮/解凍ツールに次いでよく使います。
それもタイプの変更というのは限られていて扱うタイプの種類も多くありません。それに対して
作業のほとんどがクリエータの変更です。
TypeCreatorは、ユーザが変更したいファイルをドロップしたとき、変更の候補となるタイプ
クリエータを掲げてくるよう設計されています。この候補となるデータはユーザが好みのものを
登録することで可能となります。 …… 登録と言ってもDrag & Drop すれば終わりなんですが!
TypeCreatorは上記のようなコンセプトを特徴としています。
メインウィンドウ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
TypeCreatorのアイコンにファイルをドロップすることで、メインウィンドウが現れます。下
図は「三角インジケータ」をクリックしてウィンドウを広げたところです。
ハ
▼ドロップファイルと候補ファイル
ウィンドウ中央、グループボックス(ラインで囲われた部分)にはユーザがドロップしたファイ
ル、TypeCreatorが掲げる候補ファイルの情報、そしてその候補を選択するポップアップがあ
ります。
TypeCreatorはどんな場合でも変換結果に反映されるのは、候補ファイルのテキストボック
スです。このテキストボックスには幾つかの所からタイプ、クリエータが代入されてきます。
このテキストボックスに表示されて初めて変更が可能となります。
▼ ドロップファイルのタイプ、クリエータ
ドロップファイルのタイプ、クリエータは波線の四角に囲まれて表示されます。これらをクリッ
クするとテキストボックスに直接代入されます。ドロップしたファイルをマクロに登録したいと
き便利です。
▼ タイプ、クリエータのポップアップボタン
このタイプ/クリエータは、ユーザがタイプ/クリエータを登録しないと使えません。
TypeCreatorはドロップファイルと同じタイプを候補ファイルとして掲げてきます。最終的に
クリエータを特定したり、タイプを切り替えるにはこのポップアップ操作は欠かせません。
登録方法は「タイプ/クリエータ登録と運用」、タイプ、クリエータの組み合わせについて
は「マクロ機能」を見て下さい。また、実際の登録例はメ TypeCreator Tutorial モ にあります。
▼ テキストボックス
このエディット・テキストボックスはたいへん重要です。いろんな方法によってこのテキスト
ボックスにタイプ/クリエータを放り込まれてきます(下記参照)。 TypeCreator はここに、
タイプ/クリエータが表示されて初めて変更を実行することが出来ます。(現在は未搭載ですが
他のモードでは例外もある)。もちろん、キー入力も行えます。たとえLock up Creator(後述)
がチェックされていてもキー入力だけは受け付けます。
※ このテキストボックスは、
・モード変更 (現在、マクロモードのみ)
・マクロ・ポップアップ
・マクロウィンドウ
・ドロップファイルのタイプ/クリエータのクリック。
・ファイルダイアログ
・キー入力
以上のものからタイプ/クリエータが代入もしくは入力されます。
▼ モードポップアップボタン
グループボックスの上にあるポップアップでタイプ/クリエータを決定する方法を指定するので
すが、現在はマクロモードのみです。
続いて、グループボックスの廻りのアイテムについて説明をします。
▼ ファイル名
グループボックスの上部にはドロップされたファイルの名前が表示されます。
▼ ドロップファイルの数
ファイル名表示の右隣りにドロップされたファイル数が表示されます。後述するMulti(一括変
換)を設定するとファイル数表示は例えば「12 files」となり、Multiを解除すると、「1/12」
と表示が変わります。
▼ [Macro...]ボタン
マクロウィンドウを呼び出します。詳しくは「マクロウィンドウ」を見て下さい。
▼ [File...]ボタン
標準ファイルダイアログを呼び出します。詳しくは「ファイルダイアログ」を見て下さい。
▼ [ OK ]ボタン
タイプ/クリエータの変更を実行しTypeCreatorを終了します。Multi(一括変換)が設定され
ていると一括変換を実行し、Multiが解除されていると、ドロップファイルを一つ一つ実行し
ます。タイプ/クリエータの両テキストボックスに適切に入力されてはじめてアクティブにな
ります。
▼ [ Cancel ]ボタン
TypeCreatorの実行をキャンセルします。Multi(一括変換)が設定されているとアプリを終了
します。Multiが解除されていると、そのドロップファイルをキャンセルし次のドロップファ
イルがあればそれを表示します。なければ終了します。
次はウィンドウの拡張部分について説明します。
▼ 三角インジケータ
これをクリックすることでウィンドウを拡張したり縮めたりします。これはトグル式です。
▼ [ Insert Type ]/[ Delete Type ]ボタン
このボタンは通常、Insert Typeと表示していますが、[ shift ]キーを押すことで表示が
Delete Typeに変わります。[ Insert Type ]ボタンを押すと、テキストボックスに表示されて
いるタイプがマクロに登録されます。一方、[ Delete Type ]ボタンを押すとテキストボック
スに表示されているタイプがマクロに登録されていれば、それを削除します。マクロに登録さ
れているタイプを確実に削除するには、まず、タイプ・ポップアップで選択してテキストボッ
クスに送ります。ここで[ Delete Type ]ボタンを押すと確実に削除できます。
※ タイプを削除するとこれが持っているクリエータもすべて削除されます。
▼ [ Insert Creator ]/[ Delete Creator ]ボタン
このボタンは通常、Insert Creator と表示していますが、[ shift ]キーを押すことで表示が
Delete Creator に変わります。[ Insert Creator ]ボタンを押すと、テキストボックスに表
示されているクリエータがマクロに登録されます。一方、[ Delete Creator ]ボタンを押すと
テキストボックスに表示されているクリエータがマクロに登録されていれば、それを削除しま
す。マクロに登録されているクリエータを確実に削除するには、まず、クリエータ・ポップア
ップで選択してテキストボックスに送ります。ここで[ Delete Creator ]ボタンを押すと確実
に削除できます。
▼ Lock up Creator チェックボックス
これはマクロ機能のタイプとクリエータとの連係を断ち切るスイッチです。これをチェックす
ることで、テキストボックスのクリエータをロックしタイプとの連係を断ち切ります。そのた
めタイプ・ポップアップで別のものを選択してもこのクリエータは変わりません。これはモー
ドポップアップでMacroが選択されている(現在これのみ装備)場合は他からの入力を受け付け
ません。
あるタイプに登録されているクリエータを別のタイプと組み合わせたい場合や、または別のタ
イプに登録する場合など有用です。あるいは、変更したいクリエータが分かっていてタイプを
切り替えて確定したい場合なども利用できます。
▼ Multi チェックボックス
これをチェックするとドロップファイルの一括変換を実行します。逆に解除されているときは
漸次実行します。変換中でも設定/解除が行えます。ひっくるめてドロップし漸次変換し、
『残りは変換の必要なし』と判断した場合、一括変換に替えて、[ Cancel ]ボタンを押せば一
括解除されます。
マクロ機能 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
従来の類似のツールはタイプ/クリエータは関連はあっても独立していて、それぞれ入れ物は
一つづつしかありません。数が増えてくるとどうしても選択しづらくなってしまいます。
TypeCreatorはこれらに強い従属関係をつけました。タイプは一つの入れ物ですがクリエータ
は複数の入れ物に入れられます。もちろん、重複も可能で以下の図で言えば 'ttxt'
(SimpleText) が、'TEXT'、'PICT'にあります。この図からも分かるようにクリエータは一
つ一つのタイプに従属し、ここに登録することになります。
ハ
タイプはファイルのタイプを表すという本来の意味に加えて、自分が持つクリエータグループの
名前(マクロ名)でもあります。TypeCreatorはドロップファイルのタイプを見て、これに合致す
るマクロ名(タイプ)を探し候補ファイルとして掲げてきます。合致すればユーザは即座に、それ
に関連するクリエータから好みのものを選択できるようになります。
理屈にするとメンドイですが、使ってみるとラクチンが体現できると思います。
※ タイプを削除するとそれが持つクリエータグループも削除されます!
※ Lock up Creator(上記)をチェックしておけば、この連係を断ち切ることが出来ます。
タイプ/クリエータ登録と運用 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
タイプ/クリエータの変更を効率よく行うには、これらの登録が欠かせません。登録と言っても
好みの書類やアプリケーションをDrag & Drop すればOKですから簡単です。
【ひとりごと】 TypeCreatorはアプリケーションなどの名前を表示しません。いわゆるア
ルファベット四文字ですべて表示します。これは一見分かりづらいかもしれ
ません。しかし、メニューにアルファベット四文字とアプリケーション名や
ファイルタイプ名などを併記した表現の羅列は、逆にうっとうしくより分か
りづらくしているという理由からです。その代わり、アイコンを多用してい
ます。
タイプ/クリエータの登録/削除は、マクロウィンドウ、メインウィンドウ両方で行えます。
起動した最初に一度に登録するにはマクロウィンドウがもってこいです。詳細は「マクロウィ
ンドウ」の項、実際例はメ TypeCreator Tutorial モ ファイルをみてください。
タイプ/クリエータを一式登録終えた後で実際の変更作業の時に、『これは取っておこう』、
『これはいらねーや!』というときは、メインウィンドウで行うのがてっとりばやいです。こち
らは「メインウィンドウ」の項の「▼ Insert/Delete .....ボタン」のところを見て下さい。
同じタイプ下のクリエータでも順番を変えたい場合がでてくると思います。この並び替えは
マクロウィンドウで行います。単にDrag して並び替えて下さい。
【Tip】 たくさんあるクリエータで、例えば、「3番目、7番目、10-13番目」を
3番目に、一度に連番で入れることもできます。
・[cmd]キーを押してアイテムをハイライトさせていきます。
・あとは3番目にDrag & Drop すれば OK です!
マクロウィンドウ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
メインウィンドウの [ Macro...]ボタンで呼び出します。
マクロウィンドウは一度にタイプ/クリエータを編集したりする場合に大変便利です。登録/削
除、並び替えの編集はほとんど Drag & Drop で行います。
※ マクロウィンドウの編集はマクロ内だけで、直接ドロップファイルのタイプ/クリエータの
変更はできません。
ハ
▼ Type、Creator リスト
それぞれマクロに登録されたタイプ(マクロ名)/クリエータを表します。リストにある外枠
はそれが現在処理中であるリスト、カレントリストを表します。これはもう一方のリスト領
域をクリックすることで切り替えることが出来ます。
リストアイテムに●が付いているのは、カレントアイテムを表します。「Creator リスト」
にはカレントになっているタイプ(マクロ名)の持つクリエータを表しています。ダブルクリッ
クしてタイプ(マクロ名)のカレントアイテムを切り替えると、クリエータすべてが切り替わり
ます。
編集に際して、[shift]キー、[cmd]キーが使えます。
▼ アイコン表示
「Creator リスト」のアイテムを一つハイライトさせるとそのアイコンが表示されます。
▼ トラッシュ(ごみ箱)ボタン
カレントリストのアイテムをハイライトさせて、このボタンを押すとアイテムを削除すること
ができます。また、このボタンにDrag & Drap しても削除できます。
※ タイプを削除するとそれが持つクリエータグループも削除されます!
▼ [OK]ボタン
マクロウィンドウを閉じてメインウィンドウに戻ります。
ファイルダイアログ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
取得したいタイプ、クリエータをファイルに求めるとき、これを使います。メインウィンドウの
[File...]ボタンで呼び出すことが出来ます。
【ひとりごと】 この手のソフトでファイルからタイプ/クリエータを取得する時ほど面倒な
ものはありません。TypeCreatorはより簡単により分かりやすく考えまし
た。ハイライトしたファイルのタイプ/クリエータがリアルタイムに表示さ
れます。
ハ
▼ Type, Creator ポップアップ
ハイライトさせたリストアイテムのタイプ/クリエータを表示します。そのまま[Open]ボタン
を押して確定すると、これらがメインウィンドウのテキストボックスに転送されます。転送さ
せたくない場合は、それぞれポップアップメニューから「None」を選択して下さい。
もう一つの特徴として、例えばアプリケーションを(セレクト)ハイライトさせたとき、
「Type ポップアップ」にはそのアプリケーションがサポートするファイルのタイプが表
示されます。
▼ アプリケーションのサポートタイプ
ファイルタイプを取得する場合、経験的に、あるファイルタイプの書類がどこにあるのか、と
いうのは普通憶えていないのではないでしょうか。従来のツールはこれを要求してきます。だ
から、ファイルから取得するのは苦痛なんです! でも、その書類のクリエータであるアプリ
ケーションはよく憶えているものです。
TypeCreatorでは、ユーザはこのアプリケーションを指定して望みのタイプを取得出来るよう
にしました。上図のようにアプリケーションをハイライトさせて、タイプメニューを開くと、
そのアプリケーションがサポートするタイプ(サポートタイプ)がメニューに現れます。これで
選択すればいいわけです。念のため右側のアイコンで確認が出来ます。
※ エイリアスをハイライトさせると強制的にリゾルブしてオリジナル情報を取得します。
TypeCreator Copyright © 1998 TyKEI. All rights reserved.